よみかたあんけーと

よみかたあんけーとというものが行われています。

コンピュータ関係のほとんどのことは文章(タイピング)で終わらせてしまうことが多いので、いざ人前で話すことになると必ず気になりだすのが読み方です。気にしない人は気にしないようですが、小心者かつ心配性で神経質な自分としては非常に気を使う部分です。

さて、用語を口に出す場合は、大きく分けて2パターンあると思います。

  1. 用語について説明をするとき
  2. 本題がなにかあり、その説明にその用語が必要か、もしくはなんとなく出た

1の場合は問題なく、たとえば新人に『char』について説明する場合に、
「これはキャラクター型。1バイトのデータを扱える。人によっては、『チャー』とか『キャラ』とか『キャル』とかいうけれど全部これのこと。ちなみに俺は『キャラ』派」
などと、いろいろ読み方があってつらいんだよ、という意思をのぞかせつつ話せるので楽勝です。
問題は2で、わざわざどんどん出てくる言葉の読み方について、
「あ、これはキャラクター型のことなのですが、今回は『キャラ』と呼ぶことにします」
なんて読み方を定義していってられないので、どんどん言うしかありません。

でまぁ、無難な方法としては、

  1. 読み方についての公式な文章がないか探す(Linuxw3mなどソフトウェア)
  2. 略されている部分は略さずにいう (例: strcpy → ストリングコピー)
  3. Wikipediaを基準にする
  4. 読み方でググってヒット率の多いものを選ぶ

と思っています。

しかし、上記方法を実践した場合でもまだ困る事態は発生します。
それは質問です。一人でしゃべり続けているのなら読み方を押し付ければいいのですが、自分以外の人が自分とは違った読み方で質問してくることがあります。
たとえば
「○○アルゴリズムについて、いくつか調査しました。また実装は『シープラスプラス』によるものです」
と発表しているのに、
「なぜ『シープラプラ』で実装したのですか? Javaの場合と比較しつつ教えてください」
なんて妙な質問されたときに、その後『シープラスプラス』で通すべきか、彼に合わせて『シープラプラ』というべきか、小心者かつ心配性で神経質な自分としては、
「ここは自信がないと思われると困るので『シープラスプラス』……いや、質問に対する回答としては『シープラプラ』のほうが適切か……」
などと超悩みます。もちろんどちらにするかは、なんかそのときの気分です。

また、会社など閉鎖的な空間のみで会話をしていると、別なところはで違う読み方が一般的だったりで驚くこともあります。

ということで、だれかそういうのすべてを読み方ごと定義してくれ、そしてみんなそれを使おう、使わないやつは悪だ、と思っているので、こういうアンケートの調査結果には期待しています。

要チェック!