winnycachefs-20080902 バグ修正とファイル一覧のパフォーマンス改善

winnycachefs-20080902.zip
バグ修正をしましたが、それによってAVGで感染ファイルの駆除ができなくなってしまいました。

変更点

  1. ファイル一覧の取得時にキャッシュファイルの変更がなければキャッシュファイルのヘッダ情報を読み直さないように
  2. 一時ファイル読み取りと復号処理をまたぐReadFile APIでメモリが破壊されるバグの修正
  3. CreateFile APIでdwDesiredAccessにDELETEフラグが立っているとファイルが消えていた不具合を修正
  4. デバッグメッセージを減らした

3でAVGで駆除ができなくなりました、というか、ファイルシステムの仕様がバグっていたせいで消えていました。
AVGは感染ファイルと同じフォルダに「$AVG8.VAULT$」というフォルダを作って、その中へ感染ファイルを移動しようとするのですが、読み取り専用ドライブなのでできなくて、このフォルダが作れないと駆除できないようです。強制除去を選択してもなにをしているのか謎ですが、OSが重くなったあと失敗したと言います。ファイルをごく普通にDeleteFileしろよ!って思うんですが……。
3の修正で、エクスプローラーから削除したときやノートンで駆除した際にエラーが出なくなりました。

ノートンでは、駆除できています。

近日中に、AVASTなどフリーのアンチウィルスソフトをいくつか試そうと思います。