Winnyを失ったポエニーがこの先生きのこるには

Winnyネットワークに寄生しないでPoenyは生き残れるか、ですかとか見て。うーむ。いや、もう死んでるだろ、とかいうツッコミは無しで。
まず、Winnyがいないと中継による匿名性がない*1。だから、Apacheの公開ディレクトリとブラウザのキャッシュディレクトリを一緒にしちゃっているようなもので、プライバシーが侵害されてるやんこわっとなる。配布とダウンロードが分離できてないということ。こういうのは、やましいことがあるとかないとかではなくて、気持ちが悪い。べつに変なことをしてなくても夜にはカーテンを閉めたい。24時間ネットエージェントに監視されていると思うと気持ちが悪いのは普通の感情だろう。ポエニーを作っていた当時は、Winny開発者逮捕の件を気にしていたから、当時責められていた『ユーザーの意図しない中継転送』と『ユーザーから見えないキャッシュ』を悪い事だとして、そうならないようにした。でも『単なるプロキシサーバー』に成りきれないのはポエニーの欠陥だと思う。ポエニーの影にはいつも使用ユーザーが見えている。しかし、同じネットワーク内にWinnyがいるなら、Winnyがある程度*2の匿名性を確保してくれる。もし、Winnyがいなくなったら、はてなブックマークを他人に見られているのと同じような……アレ? 案外大丈夫か?
いや、でも見られて妙なイメージをいだかれそうなものは、ブックマークしないようにしているな。自宅サーバーを建ててて、そのアドレスをポートスキャンして発見したポエニに繋げました的なことになったときに怖い。

*1:Winnyがいる場合は、Winnyが中継をする可能性がある

*2:ある程度