成長による再生と再構築による再生

成長と再生は同じだと言った。しかし、異なる実装方法もあることに気づいた。再構築による再生だ。たとえば、耳が破壊されてなくなってしまった場合、成長による再生では新たに細胞を作りながら再生するが、再構築による再生では正常な部位を構築していた細胞群を破壊して耳の修復にあてる。新たに細胞を作らなくてもいい分こちらのほうが再生スピードが速いが、正常な部位を破壊してしまうため、全体にとって最もリスクの少ない部位をきちんと判断できる必要がある。脳を一部破壊して耳を修復するとアウトだが、尻の肉を一部破壊して耳を修復するのはセーフだろう。つまり、再生する部位よりも重要性の低い部位を使って再生することで全体としての得点を上昇させる。