ベクターがウィルスに感染していたようです

ちょっと出遅れましたが……
有名なソフトウェア配布サイトのベクターがコンピュータウィルス(ワーム)に感染して、配布中のソフトウェアにもウィルスをくっつけて配布していたらしいです。
弊社サイトのウイルス感染に関するお詫びとご説明(修正版)

W32.Looked.H

W32.Looked.H は、ネットワーク共有を介して拡散し、.exe ファイルに感染を試みるワームです。またセキュリティ設定を低下させたり、リモートファイルをダウンロードして実行したりします。

どうやら、このウィルスに感染すると、感染したPCおよびログイン可能なネットワーク上の共有フォルダにある実行ファイルに感染しまくるらしいのです。気づかずに感染していたらなかなか大規模な感染になっているのでは、と想像してしまいます。

ウィルス対策はサーバ側でなくクライアント側でするように心がけておけば、今回のようなことが起こったとしても被害は出ないでしょうけど、サーバ側の信用を気にするのならアップロード時にチェックサムでもつけておいて、ダウンロード要求時にチェックしてOKなものだけ配布か、チェックできるクライアントや方法を提供するかしたほうがいいのではないのかと思いました。