隔離された個体群で誕生する補充女王

シロアリってのは面白い習性を持っている。
一部の職蟻だけの個体群がコロニーから隔離されると、わずかな間に職蟻から生殖虫(補充女王)が生まれるらしい。
つまり、女王がいる間は、女王が2人になったり3人になったりはしないが、1人もいなくなると、1人誕生するわけだ。
この仕組みで、BBSのスレッド管理ノード=女王とすると、スレッド管理ノードを維持するアルゴリズムとして使えるのではと思った。
ただ、一人ってのは少なすぎなのと、きっちり数を決めてしまうと、ノードの出入りで役割の変更が頻発するので、少しクッションを設けて・・・、
たとえば・・・、たとえば、不足値5、飽和値10の場合、スレッド管理ノード数5を検知するまではスレッド管理ノードが増え続け、スレッド管理ノード数10を検知するとスレッド管理を放棄するとか。全てのスレッド管理ノードが同時に10を検知することはないという前提で。(プログラム側で確率的にそうならないようにする。たぶんチェックする=ユーザがスレッドを開く)
この5〜10(例)というあいまいな間隔が重要で、まだ4だから誕生!としたノードが実は3ついた場合でも、すぐに放棄したりしないようにする。すぐに放棄すると今度は6ついたからといって放棄したノードが実は3ついた場合、また増えて〜減ってと永久に落ち着かず、誕生・放棄を繰り返しそうなので・・・。

シロアリの場合はどうなんだろ? どうやって排他処理してんでしょうね。女王が間違って2人生まれてしまった場合・・なんてのがあるのかないのか、ある場合殺したり、コロニーから追いやったりするのか、ない場合なぜ『ない』のか。気になるところ。

うまくやれれば、シロアリは絶滅していないという強力な実証付きで作れると思うのです。
いや、シロアリの死亡率とノードの離脱率が違うから・・シロアリよりももっとうまくやらなければダメすかね。
でも、昆虫よりはうまくやれると思っています。
(昆虫は脳がなく反射神経で動いているといわれてきましたが、最近では「記憶」や「学習」など高度な「脳」の機能を持っていることが分かってきたらしいですけど・・負けない!)