Camelliaのコード

NTTと三菱電機が開発したブロック暗号『Camellia』のソースコードGPLBSD License、Mozilla Public License、OpenSSL Licenseで公開されています。
Camelliaのオープンソース
Camelliaは、コンパクトで高速らしいですが、ちょっと調べた感じでは、


現在主流の64bitブロック暗号『Triple DES』と比較すると、安全性が高い上に、処理速度が4〜5倍高速であることが確認されている

と、なぜかTriple DESと比較されていて、たしかに企業ではいまだにトリプルDESが主流だけど、新開発した暗号技術として評価・比較するならRijndaelとだろと思ったので、調べてみたら、Crypto++のベンチーマークページを見る限り、同じ鍵長のRijndaelのほうがかなり速いみたい。このページのDES-EDE3というのがいわゆる『Triple DES』なので、確かにそれよりは速い(当然・・)。ただ、ベンチマークは、実装にかなり依存するから、NTTから出ている最適化されたCコードとRijndaelのANSI-C準拠の最適化コードでも比較してみようかな。
強さは・・わからない。専門の人の意見を信じる。
ただ、Rijndaelはブロック長が128〜256bitを選択できるのに対して、Camelliaは、128bit固定? (RijndaelはAESとしては、ブロック長128bitは固定だったはず)

気になるのは以下の記述。


Camelliaおよびそのオープンソースはいずれも公知情報に該当しますが、これらが組み込まれた製品は「外国為替および外国貿易法」が定める規制貨物に該当します。日本国外へ持ち出す場合、または国内外の非居住者に提供する場合には、同法に基づく輸出許可等必要手続きをお取りください。

フリーソフトとして作っても海外にでる可能性があると申請しないとダメってことでしょうか?
でも、Crypto++の実装は・・? 特許よくわかんないす。
おとなしくAES使っておこうかな・・・。