ユーザインターフェース

ポエニーのGUIを明日には−なんて言って、もう1週間たつのだけど、今日やっと設定画面ができた。

先週は全体的にダレ気味だったということもあるのだけど、なかなか進まないのは、私がGUIを作るのが苦手だし、自分でもダメだと思っているからかなと。
(さてやるか!GUIを・・・を思うとテンションが下がる)

昨夜なんて、知人がpostfixの外部コマンドでsuidの挙動がマニュアルと違っていて云々言って来たので、話が終わったあとに、P2Pがマイブームで今ソフト作っていて、ちょうどGUIを作っているところだと話したら、「GUI得意だったっけ?」と微妙な質問をされて、全然得意じゃないしおもろないよと返したら、「あー、やっぱり? そうだったと思った。」なんて微妙なことをいわれて、ちょっとへこみました。
ということで、ユーザインターフェースについて、まじめに勉強しようと思ったので、まずはなぜGUIがこんなにおもろないのか考えたところ「なんかよくわからんし、そういうのデザイナとかが作るもんじゃネーの?」との結論がでた。結局は、自分の担当じゃないと思ってしまっているのと、そう思っているからそれについて深く考えたこともなく興味がないというのが全ての原因だ。
ここで、「つまり俺はやらなくてもいい」というもありなんだけど、一人で開発をやっていこうとすると、そうも言ってられないし、今後それを誰かに頼むときでも、それを評価できる力は必要だと思ったので、今回はまじめに勉強してやろうと思う。

なんてことを考えながら、ウェブを巡回していると、やねうらお氏のブログのコメント欄にて、こんな俺にぴったりのページを発見。
そのページに「プログラマのためのユーザインタフェースデザイン」と題した記事が載っていて、1章の初めだけ読んだところで運命的な出会いを感じた。

Joel on Software -

私の知っている筋金入りのC++プログラマたちの多くは、ユーザインタフェースプログラミングを嫌っている。

私の考えでは、プログラマがUIプログラミングを怖れるのは、ほとんどの場合彼らのUIデザインに対する怖れが原因だと思う。彼らはUIデザインを何かグラフィックデザイン--つまり真っ黒な服を着て変わったピアスをしたクリエイティブでラテを飲む人たちがかっこいい芸術品を作るミステリアスなプロセス--のように思っているのだ。プログラマというのは自分たちを分析的で論理的な考察者であり、推論能力は優れているが審美眼はないと見なしている。それで彼らは自分にはUIデザインなんてできないんだと思っている のだ。

いくつか反論はあるのだけど、とりあえずこれは読みます。